かかぁんはちゃささん、のぼぁんきかなおてんっ! (いきなり何? 何かの呪文?) これは、祖父がよく言ってた言葉なんだそう。だそう、というのは、私は祖父に会ったことがないから。 子供の頃、母から「おじいちゃんがいつも言ってた言葉」として聞かされてきました。 このおじいちゃんというのが、とにかく厳しい人だったそうで、母が高校生くらいのときに亡くなったので、私は会ったことがないのだけど、ことあるごとにおじいちゃんの話は聞いていて、仏壇の前の丹精な顔の若者の写真(戦争の時のだね)に、どんだけ怖かったのか、実物に会ってみたかったなーと、子どもながら思ってました。 さて、この呪文。 「関わらない蜂は刺さない、登らない木からは落ちない」 を、鹿児島弁で言ったもの。発音があってるかどうかは、不安だけどね。 関わらない蜂には刺されないし、登らない木からは落ちない。そりゃそーだ。 厳しかったおじいちゃんてのは、そーとーなリスクヘッジタイプの人だったのか? その孫娘が一体何に関わっちゃったのか?は、こちらのボラNさんとNPさんが頭抱えているブログを見ていただくとして、今回(この辺りから、1トーン高い声で読んで下さいね!)にゃぱネットが総力をあげて皆様にお奨めしたいのはこちらの商品。 どうですか、このイカ耳。警戒心全開で、瞳孔開いちゃって、まんまるなお目目。でも、触れます。 この子、触れるんです。 ケージの中に手を突っ込むと、頭グリグリしてきます。 猫マスターの一時預かりボラさんが、手塩にかけてここまで懐柔して下さいました。 ボラN=知らない人。が、お家に来て、なんだかわけのわからない黒くてカシャッっていうヤツを、自分の方に向けるので、こんなお顔をしています。 この子達の兄弟があと2匹いて、この子達より ウフッ、ワイルドなの。 ワケあって、去年の10月末から、譲渡するには厳しい子達を保護してます。手術したあと、リリースする気満々だったので、耳にカットも入ってます。 42825では本来、これまで保護してきた白黒シスターズや、Toriちゃん、コタツ、ミケコ、モモ、うずつば・前ちょんみたいに、比較的短期間で、しかも確実に人間に慣れるだろうと思う子猫を保護対象としています。 ですが、ねこおばさんの多くは、こんな風な難しい子であっても「時間が経てば、いつかは慣れる」ので、多くの個人活動家が、こういう子を抱えているのが現状です。 それは本当に大変なので、TNRだけで保護はしないのが地域猫活動です。 ビビを覚えてますか? ベックンが可愛がってくれたビビ。あの子は6ヶ月で保護しました。ビビも最初はワイルドだったけど、いまでは飼い主さんのお膝の上で寛ぐまでになりました。 ほらね、こんな風にいつかは慣れるのよ(笑)。 ただ、いつかっていうのが、いつなんだ?って話と、慣れる日を迎えるまでのスペースを確保することと、その間の経済的・精神的負担がハンパじゃないから、リスクは負わないようにしてるだけ。 限られたスペースで慣れない子をずーっと抱えている間に、もっと沢山保護できるよね。という問題もあるし、そもそもネコの個体差もあって、保護することがそのネコにとってベストじゃない場合もあります。 誤解されたくないのは、いくらねこおばさんだからって、あえて大変なネコを、好き好んで家に連れて帰ってるわけではありません。 まぁ、このあたりをマトモな頭で真剣に考え出すと「ねこおばさんなんて、辞めたほうが良いよね~」ってことに気がついちゃうから、あんまり考えないようにしてるけどね。 桃栗3年、柿8年、梨のばかたれ13年…。さすがに、13年は掛からないと思うんだよね。 イカ耳4兄妹の家族を、じっくり時間をかけながら探しています。 今日は、ST.Valentine 昔は、こういうイベントごとは張り切って乗っかってたミュタ家。なのに、今じゃ夫婦揃ってどっぷりネコボラ。ぼってりお腹の出てるミュタ2に、フェアトレードのチョコレートでも買って来るかな(笑)。 こちらのコンサートも宜しく! 黒猫のタンゴ、頑張って弾いちゃうよ。
by mari4cafe
| 2012-02-13 20:23
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